殺菌力や消臭力の高さが話題のナノフラックスですが、「犬に使っても大丈夫?」と心配する人も多いでしょう。
今回は、ナノフレックスがペット及ぼす影響や効果を解説します。正しく理解し、安心して大切なペットにも使えるようにしましょう。
【結論】ナノフラックスは犬に使用しても全く問題なし!
さまざまな実験から、ナノフラックスの水には除菌・殺菌効果があることが実証されています。
効果への信頼性の高さから、農業・漁業・医療など多岐にわたる分野での活用も広まっています。
とはいえ、ナノフラックスが生み出す水はあくまでもスパイラルナノバブルを含む「ただの水」です。
飲料も可能で、犬に使用しても全く問題はありません。
スパイラルナノバブルとは?
スパイラルナノバブルとは、ナノフラックスの特許技術で生み出される1μm未満の泡のことです。
ナノフラックを通過する水は、コマ羽に衝突しながら螺旋状に旋回することで、水圧だけで1ccに6,500万個以上のスパイラルナノバブルを含むようになります。
引用元:https://nanoflux.jp/product/
注目したいのは、「スパイラルナノバブルでしか除菌・殺菌効果が確認されていない」点です。
ナノバブルの名がつくものであれば同等の効果が得られると勘違いされがちですが、他社技術によるナノバブルでは上記の効果は実証されていないのが実情です。
ナノフラックスの水が犬やペットに与える効果は?
ナノフラックス水には、ペットにもうれしい効果が多くあります。
代表的なものは以下の3点です。
- シャンプーの洗浄力を上げる
- 皮膚や肉球の保湿効果
- 敏感肌に優しい
ひとつずつ詳しく確認していきましょう。
シャンプーの洗浄力を上げる
ナノバブルには、シャンプーの洗浄力を上げる効果があります。
ナノバブルは毛穴よりも小さなサイズであることに加え、微小なゴミを吸着して水面に浮き上がらせる性質も持っています。
浸透力とクレンジング力に優れたナノバブル水を使うことで、より効果的なシャンプーが実現します。
毛穴の奥には、シャンプーだけでは落とせない汚れや抜け毛も詰まっています。
しっかりと吸着して洗い流すことで、ペットの気になるニオイまで対策可能です。
皮膚や肉球の保湿効果
浸透力の高いナノバブルは、皮膚や肉球、被毛にうるおいを与えます。
毛穴の奥深くまで水分を運ぶことができるためです。
また、細かい気泡には多くの酸素が含まれていますので、うるおいだけでなく血流の改善や体温上昇といった効果も期待できます。
ナノバブルの高いクレンジング力のおかげでこすり洗いが不要な点もポイントです。
いくら水分を与えても、うるおいをキープできなければ意味がありません。肌を傷めず洗浄することで健全な肌機能を保つことができるのです。
敏感肌に優しい
犬の皮膚の厚さは人の20~30%ほどしかなく、とてもデリケートです。人の敏感肌同様のケアが必要だといわれています。
シャンプー剤やこすり洗いの刺激は敏感肌の大敵ですが、敏感肌対策には「皮膚の清潔を保つ」ことが有効だとされています。
少量のシャンプー剤で効果的に洗えて、保湿効果のあるナノフラックスの水は、敏感肌にはもってこいだといえるでしょう。
気泡の性質を利用するため強い水圧も必要なく、やさしく洗い流せるのも魅力です。
犬にナノフラックスの水を使用する時の注意点
ここでは、実際に犬のシャワーで利用するときの注意点を紹介します。おさえておきたいのは以下の3点です。
- シャワーの温度変化に気をつける
- 適切なシャワーの頻度を心がける
- 大きな音を立てずに洗う
シャワーの温度変化に気をつける
犬の皮膚は刺激や温度変化に敏感です。
そのため、シャワーは弱い水圧で使用し、人にはぬるめと感じる37℃前後に設定するのが理想的です。
ここで気をつけたいのは、シャワーの温度変化です。
一般的に、シャワーは水圧が下がるほど温度調整が難しく温度が安定しない傾向にあります。
また、犬のサイズや毛の長さ、年齢によって最適温度も微妙に異なるため、特に多頭飼いの同時入浴では注意が必要です。
手で温度を確認したり愛犬の様子を観察したりしながら進めるようにしましょう。
適切なシャワーの頻度を心がける
犬のシャワーは、月1~2回が目安です。頻繁に行ってしまうと、必要な皮脂や被毛の油分まで落としてしまい、乾燥をまねいてしまいます。
一方で、汚れや余分な皮脂がたまったままにしてしまうことも皮膚トラブルの原因になります。適切な頻度でのシャワーは欠かせない習慣です。
ただし、皮膚病などで獣医より指示が出ている場合は上記の限りではありません。
肌質によっても最適な回数は異なりますので、悩んだときには一度獣医に相談するのがおすすめです。
大きな音を立てずに洗う
犬は、人の4倍もの聴覚をもつといわれる動物です。
人にとっては大音量には聞こえないシャワーの音も、とても大きな音に感じて恐怖心を抱いてしまうこともあるようです。
体を濡らす際は、まずは水圧を弱め、手でよく温度を確認してからシャワーヘッドを体に密着させて使います。
顔から離れた部位からやさしくなでるように流し始めましょう。そうすることでシャワー音や水が床に当たる音を軽減することができます。
ナノフラックスは犬に使っても平気?のまとめ
最後に、本記事の要点を再確認しておきましょう。
ナノフラックス水の特徴
- 飲料も可能
- 犬にも安心して使える
スパイラルナノバブル水の効果
- シャンプーの洗浄力を上げる
- 高い保湿効果
- よって、デリケートな犬の肌にとってもうれしい効果がある
犬のシャワーでナノフラックスを使用する際の注意点
- 37℃前後の低圧をキープする
- 頻度の目安は月1~2回
- シャワーヘッドを犬の体に密着させ大きな音を立てずに洗う
愛犬の清潔で健康的な生活のため、ぜひナノフラックスの水を活用してみてください。
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